4Cとは、ダイヤモンドの品質表示の基準となるカット、カラット、カラー、クラリティのことです。
■Cut(カット)
1つ目のCはダイヤモンドのカット(Cut)です。これにより、人の目に映るファイヤー、ライフ、スパークル、ブリリアンスなどが決まります。
■Carat(カラット)
2つ目のCはカラット(Carat)=重量です。1カラットは200ミリグラム、つまり0.20グラムに相当します。ダイヤモンドは、大粒であればあるほど希少性が高く、従ってより高価になります。
■Color(カラー)
3つ目のCはカラー(Color)です。DからHは無色、IからZはわずかに温白色のものからほとんどイエローに近いようなホワイトまで。最も希少価値の高いのは、窒素の含有率が最も低く、氷のように無色透明の外見を持つDカラーのダイヤモンドです。Z以降は、ファンシーイエローと呼ばれ、めったに見られないために価値も上がります。
しかし、カラーの好みには個人差があります。氷のように無色のものと、わずかに窒素原子が含まれたよりソフトな温白色のものでは、同じ予算で2倍の大きさの最高品質のダイヤモンドを手に入れることができます。現在では、カラーではなく大きさでダイヤモンドを選ぶ人も増えています。
■Clarity(クラリティ)
4つ目のCはクラリティ(Clarity)で、ダイヤモンドの透明度、インクルージョンと呼ばれる内包物の度合いをあらわします。主に11のグレードに分けられ、SI2より上位のグレードでカットの仕方さえベリーグッドまたはエクセレントであれば、美しいダイヤモンドとなります。
4Cは人間で言うなら身長や体重のように、ダイヤモンドを数値で表現するための要素に過ぎません。ダイヤモンドを購入する際には、カラーやクラリティの面で少し妥協すれば、同じ予算ではるかに粒の大きなダイヤモンドが手に入れられるということを踏まえて、伝統的に良いとされている領域を超えてあらゆる種類のダイヤモンドをすべて考慮してみることをお勧めします。

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取材協力:アンドリュー・コクソンさん(デビアス・インスティテュート・オブ・ダイヤモンズ社長)、諏訪恭一さん(諏訪貿易会長)、山口 遼さん(宝石史研究家)
構成・文:清水井朋子
『グレイスフル・ウエディングジュエリー2008』
特集「成功するブライダルリング選び」より
『グレイスフル・ウエディングジュエリー2009』
特集「初めてのダイヤモンド百科事典」より
























