第9回 TAKAMI BRIDAL ドレスショップ紹介

第9回 TAKAMI BRIDAL ドレスショップ紹介
TAKAMI BRIDALは今年創業85周年を迎えた。その長い歴史の中で変わらず守り続けているのは、日本の伝統的な感性を保ちながらも、そこに現代的な美のエッセンスを加え続けること。 今回は「美しくあることに敏感な、自立した"今を生きる花嫁"に特別な一枚を届けるには、日々新しい何かを盛り込まなければ。もう作りたいものばっかりで」と語る商品開発部長・久保田好美さんに、和装の魅力をお話しいただきました。![]() |
久保田好美さん プロフィール 1995年TAKAMI BRIDAL入社。TAKAMI BRIDALのオリジナルドレスおよび和装の制作・企画を行う商品開発部の部長として、TAKAMI BRIDALの理念である「本格・本物・ 高品質」をモットーに、上質な素材と繊細な刺繍にこだわったドレスや、伝統を受け継ぎつつ現代感覚を取り入れた和装を生み出し続け、多くの花嫁を美しく彩ることに力を 注いでいる。 |
花嫁の数だけ、着こなし方がある
TAKAMI BRIDALはドレスや着物をはじめ衣裳全般を扱っており、久保田さんは洋・和装両方の商品開発に従事されています。今回は特に花嫁の和装に絞って伺いました。凛とした、内面の美しさがにじみでるような花嫁。そんな姿を日々イメージしながら商品を作っています。一生に一度袖を通すものだからこそ、どなたがお召しになる場合でも、花嫁はやはり初々しくて清楚で輝いていてほしい。そういうものですよね。

白 香穂吉祥花尽くし(しろ かほきっしょうはなづくし)実りと富貴を象徴する稲穂をモチーフにした着物

色や文様が豊富な小物。着物に合わせて好きな色を組み合わせれば、自分らしいコーディネートが楽しめる
――実際に制作を手がける久保田さんから見て、和装が持つ魅力はどのようなところだと思われますか?
和装は文様や色と色を組み合わせて表現するもの。実際、ピンクひとつ取ってみても、着物で使うピンクには淡いもの濃いもの、渋いものやさしいもの......と、はるかに色幅がありますし、小物、帯、そして、胴裏や比翼など、たくさんの色を重ねていきます。
洋服ではありえないと思える組み合わせでも、合わせてみたらきれい、一層柄が引き立つという発見も多いです。
――たとえば、どのような点でしょうか?
独特な色を作り上げている職人さんたちから直に『こんな色同士が似合うなんて!』と教わることもしばしばですが、実際試着にいらっしゃる花嫁が、予想外の色の組み合わせを選ばれて、和装の可能性の奥深さに改めて気づかされることも。
その、花嫁の個性を表現できる可能性の広さや、懐の深さは、和装の素晴らしいところだと思います。
私自身、組み合わせのアイディアを出すときも、普通なら赤を合わせるところだけど、あえて白ならどうかな? というふうに、すこし別の視点で考えてみたりします。違った年齢、違った個性の花嫁ですし、その数だけ、組み合わせがあってもいいですよね。
(2008.11.27)
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