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ドレスのチカラ

第4回 レノス ドレスショップ紹介



第4回 レノス ドレスショップ紹介

「花嫁ひとり一人の立場に立って、少しでも希望を叶えてあげられるドレスを作りたい」との願いから、峯尾勝さんがスタートさせたクチュールサロン「レノス」。以来、その卓越したカッティング技術と繊細かつ華やかな刺繍によるスタイリッシュなドレスを発信し続け、多くの花嫁を魅了してきました。それもすべて根底に"花嫁の想いを第一に"というポリシーがあるからこそ。今回のインタビューでも、そのホスピタリティがひしひしと伝わってきました。

峯尾勝さん プロフィール
グラフィックデザイン、テキスタイルデザインを学んだ後、紳士用のテーラーリングとカッティングを学ぶ。1990年アートマージナル(有)設立後、主に海外のデザイナー JHANE BARNES、THIERRY MUGLERのデザインに携わる。1994年に「LES NOCES(レノス)」をスタート。ウエディングドレスやクラシックの音楽家の衣装を手がけるほか、 パークハイアット東京をはじめとする世界各国の高級ホテルやプライベートクラブのユニフォームをプロデュースする。

オーダーやレンタルに関係なく、花嫁が最も似合う形に

ウエディングドレスのデザインを始めて15年。その間、第一線で活躍し続ける峯尾さんを支えるのは、「すべては花嫁のために」の想い。
オーダーメイドのみならずレンタルでも満足度が高いと評判なのは、その根底にある想いがゆるぎないからこそ。
「当初は全てオーダーメイドでしたが、ホテルで挙式する花嫁を直接お手伝いする機会があり、それをきっかけに6年くらい前からレンタルを始めました。でも、オーダーであろうがレンタルであろうが、花嫁に対する基本的な姿勢はまったく変えていません。でないと、花嫁の本当の満足は引き出せませんからね」と峯尾さん。

峯尾さんと話していても、いわゆる"商売っ気"を感じないのは、「何よりも花嫁の笑顔を最優先に考える」気持ちに嘘偽りがないから。
「花嫁の雰囲気や望んでいるドレスのデザインによっては、他のサロンをお薦めします。まず花嫁の立場になって考えること。基本中の基本ですよ」(峯尾さん) 。サロンを訪れる花嫁への接し方からも、それは伝わってきます。

レノス デザイナー 峯尾 勝さん

レノス デザイナー 峯尾 勝さん



とはいえ、その姿勢を15年もキープし続けるのは大変なこと。「時代とともに花嫁のタイプもドレスに対する意識も変わってきましたから、そこは柔軟に対応しないといけません。だから、キープというよりも"進化し続ける"ことが大切だと思っています。それはデザインの進化ではなく、考え方の進化なんです」と、峯尾さん。
その意識が、いつの時代の花嫁にもベストマッチな洗練されたドレスを提案できる所以なのでしょう。

その熱意に共鳴するように、レノスでオーダーする花嫁も"自分らしさ"にこだわる方ばかりのよう。
峯尾さん曰く、「自分の求めるものがはっきりしている花嫁が多いですね。例えば、自分が身に着けているものに関しても、自分なりの価値観を持って購入しているような方」。ライフスタイルをしっかり持った彼女たちにとって、"甘くもなく、辛くもない"レノスの上品なドレスデザインはまさに理想通り。

取り外しの可能なティアードのロングトレーンが印象的なドレス。バックスタイルに特徴があるので、フロントはスッキリと。写真の様にバックにコサージュを付けると、ポイントに。

取り外しの可能なティアードのロングトレーンが印象的なドレス。バックスタイルに特徴があるので、フロントはスッキリと。写真の様にバックにコサージュを付けると、ポイントに。


総レースのマーメイド。シンプルなシルエットも、上半身のビーズ&レースとフリルスカートでボリュームたっぷりの華やかなドレスに。

総レースのマーメイド。シンプルなシルエットも、上半身のビーズ&レースとフリルスカートでボリュームたっぷりの華やかなドレスに。


「私のデザインするドレスは、ある意味、中途半端(笑)。でも、そういうドレスのほうが自分を持っている人には合うんですよ。ヘアメイクもアクセサリーも選ばないからこそ、選択肢が増える=自分でコーディネートできるということ。だから、ドレスが目立つのではなく、花嫁が着ることによって全てが完璧になるよう計算してデザインしています」。

(2008.05.22)

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