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ドレスのチカラ

第4回 レノス ドレスショップ紹介 2



第4回 レノス ドレスショップ紹介

峯尾勝さん プロフィール
グラフィックデザイン、テキスタイルデザインを学んだ後、紳士用のテーラーリングとカッティングを学ぶ。1990年アートマージナル(有)設立後、主に海外のデザイナー JHANE BARNES、THIERRY MUGLERのデザインに携わる。1994年に「LES NOCES(レノス)」をスタート。ウエディングドレスやクラシックの音楽家の衣装を手がけるほか、 パークハイアット東京をはじめとする世界各国の高級ホテルやプライベートクラブのユニフォームをプロデュースする。

日本の五感を重視したデザインがセールスポイント

ドレスではなく、あくまでも花嫁が主役。レノスのデザインをひとことで言えば"シンプルスタイリッシュ"。それなのに、レノスのウェディングが華やかさを全く損なわないのは、素材やディテールへの並々ならぬこだわりがあるため。生地はオリジナルのデザインで開発し、色もオフホワイトにこだわっています。その確かな目は幼少期から培われたそう。

(上)峯尾さんの描くデザイン画(下)英国紳士のような上品な雰囲気の峯尾さん

(上)峯尾さんの描くデザイン画
(下)英国紳士のような上品な雰囲気の峯尾さん


白を基調とした店内は、清潔でシンプル。ドレスを引き立てます。

白を基調とした店内は、清潔でシンプル。ドレスを引き立てます。

「もともと実家が祖父の代まで続く機屋でした。母親もずっと着物を着ていたこともあって、小さい頃から着物に接する機会が多かった。着物って形は同じじゃないですか。結局、生地にこだわるわけです。いわゆる織りや刺繍のテクニックが重要になってくる。そのせいか自然と、ウエディングドレスのデザインも、より生地の特性を活かした刺繍やコサージュ使いなどポイントに重きを置くようになりました。日本人の五感を重視したデザイン。それが私のセールスポイントです」。

すべてオリジナルにこだわる峯尾さんが最近、注目している生地はサテンオーガンジー。
「ウエイトが軽いのに、艶もあるサテンオーガンジーを特注で作ってもらっています。というのも、造形的なドレスを作りたいんです。生地をたっぷり使った、ボリューム感のある写真映えするドレス。生地が重いと花嫁は動きづらいですからね」と峯尾さん。

ビーズ刺繍を施されたレースのトレーンが華やかなオフショルダー。清楚な印象がありながらも、豪華で贅沢なドレス。

ビーズ刺繍を施されたレースのトレーンが華やかなオフショルダー。清楚な印象がありながらも、豪華で贅沢なドレス。

そのあくなき探求心は、「時代を見ながら、その一歩先を歩んでいきたい」という想いから。また、今まではイタリアの工房と提携し、制作を行ってきましたが、今後は「自分の目の届く範囲ですべてのドレス作りを行いたい」のだとか。
「原点に戻って、創作活動を行うアトリエを日本に持つ予定です。そして、来てくださる花嫁の要望に合うものをキチッと作るのはもちろんのこと、地方や海外の花嫁にも、いかにドレスを提供できるかも考えているところです」 。

いつでも花嫁の立場を尊重し、「きちんと最後までお手伝いしたい」と、オーダーメイドの花嫁の結婚式には、必ず着付けのお手伝いにスタッフを送る峯尾さんは、まさに"マイドクター" さながら。花嫁だけでなく、そのご両親からも絶大なる信頼が寄せられるのも納得。そんな峯尾さんがアドバイスするドレス作りの秘訣とは?

「とにかくドレスを着てください。まずは自分が納得できるデザインがどんなものかを見つけることが大事。それからは、『このお店のラインナップが好き』『セレクトしているレースが好き』でOK。あとはお店の人と話してみて、相性のいいお店を見つけてください。遠慮せずに『ココが気になる』と言えるようなショップを見つけたら、あとは信頼してお任せしましょう」。

(2008.05.22)

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