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ドレスのチカラ

第3回 ウーアンジュ ドレスショップ 紹介



第3回 ウーアンジュ ドレスショップ 紹介

世界で一番、"自分らしく"輝けるドレスを花嫁に――。そう信念を持ってオーダードレスを作り上げる、ウーアンジュの渡辺若葉さん。リアルクローズのデザイナーとして活躍していた彼女が目指すのは、花嫁が普段から大切にしている等身大の「自分らしさ」を、ウエディングドレスにも織り込むこと。「特別なウエディングだからこそ、花嫁さんの個性と想いを大切にしたい」という渡辺さんが語る、ウエディングドレスへの想いとは――。

渡辺若菜さん プロフィール
1976年生まれ。東京都出身。文化女子大学家政学部服飾学科卒業後、アパレルメーカーにデザイナーとして入社。コレクションブランドデザイナーを経て、ウエディングを はじめとするオートクチュールブランド「ウーアンジュ」を設立。マンションの一室をアトリエとして作り始めたウエディングドレスが評判を呼び、2006年には自由が丘に ショップをオープンするほどの人気に。昨年より一部のドレスのレンタルも開始。

いつものオシャレ感覚で等身大のデザインを

ウエディングは一生に一度の大切な日。ふたりが、こんなにも大勢の人たちに注目されるイベントはなかなかありませんよね。ウエディングは新生活のスタートライン。その場が、今までの生活とあまりにかけ離れているのは何だかおかしくないですか?
  普段、好きな洋服の系統は皆さまざまなのに、ドレスを着ると一気に個性が失われてしまう。着慣れないゆえに、似合っているのか否か分からないまま、選んでしまっている花嫁さんが多い気がします。それは非常に悲しいことですよね。
特別なウエディングだからこそ、自分らしさを一番アピールできるものを着てほしい。その想いを根底に、日々ドレス作りをしています。

ウーアンジュ デザイナー 渡辺若葉さん

ウーアンジュ デザイナー 渡辺若葉さん



"いつものおしゃれ感覚でデザインする等身大のドレス作り"がポリシー。生地も、上質なシルク素材のサテンやシフォンなどの定番は押さえつつ、ファーやニットで装飾したり、レザー使いの小物で遊んだり、ファッションテイストを取り入れたデザインを意識しています。
ウーアンジュのドレスは、斬新なデザイン要素を取り入れつつも「上質で上品なドレス」が大前提。そんなウーアンジュテイストのドレスを完成させるため、大人っぽいラインにキュートなモチーフを組み合わせるなど、シンプルでありながらも大人のエレガントさと可愛らしさを融合させたデザインをしています。
さらに、花嫁さんの体型に合わせて、首まわりの開き具合やウエストラインなど、その人が最も美しく見えるように細かく気を遣ってシルエット調整をしています。

パフスリーブのエンパイアドレス。手作業で一つ一つ付けられたレースモチーフが印象的な一着。エンパイアでも、十分な長さのトレーンがかわいらしすぎずドレスらしさを演出。クラシックな印象に。

パフスリーブのエンパイアドレス。手作業で一つ一つ付けられたレースモチーフが印象的な一着。エンパイアでも、十分な長さのトレーンがかわいらしすぎずドレスらしさを演出。クラシックな印象に。
バックスタイルのバッスルが印象的なビスチェドレス。ベースのシルクタフタにシフォンを加え、立体感と表情をプラス。フロントにはピンタックや折り返しなどのテクニックも。バッスルは憧れる方多し。
バックスタイルのバッスルが印象的なビスチェドレス。ベースのシルクタフタにシフォンを加え、立体感と表情をプラス。フロントにはピンタックや折り返しなどのテクニックも。バッスルは憧れる方多し。


フルオーダーやセミオーダーにこだわっているのも、花嫁の美しさを最大限に引き出したいという想いから。
身長や体型の悩みも、ラインの切り替えを少し上げたり下げたりするだけでも、キレイに解消するんです。レンタルだと靴のヒールをものすごく高くするか、裾を上げるだけ。それだと全体のバランスを取るのが難しい。結果、気に入ったデザインのドレスを諦めてしまうのはもったいないことです。だって、その人らしいバランスに合わせれば、ヒールの高い靴を履かなくてもいいのですから。予算に限りがあっても、生地やボリュームなど、ひとつひとつ相談すれば、希望どおりのものを一緒に創り上げていくことも可能です。オーダードレスはまだまだ敷居の高いイメージがありますが、手の届く範囲で素晴らしいものがたくさんあると、もっと皆さんに知ってもらいたいですね。

(2008.04.24)

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